【オーディエンス】類似オーディエンス

広告配信先の範囲を広げたいときに有効なのが類似オーディエンスです。

類似オーディエンス
類似オーディエンスとは、既存のオーディエンスをもとにそれに似ている人まで含めたもの
似ている度合いも1%から10%まで選べ、数値が大きくなるほど薄くなる

ベースとなるオーディエンスに似た見た人を見つけてきてくれるので、闇雲に範囲を広げるよりも高い効果が期待できます。

広告パフォーマンスを見ながら類似率のパーセンテージを調節していくと良いでしょう。

類似率1%で約50万人増加

類似率を1%増やすと、オーディエンスのボリュームは約50万人増加します。

元となるオーディエンスのサイズが大きいからといって、それに比例して類似オーディエンスのサイズが大きくなるわけではありません。

類似率は似ている度合いであって、ボリュームの増加ではありません
(例)
元となるオーディエンスサイズが300万人で、類似率を1%にした結果、
○:300万人→350万人(300万人に+50万人追加)
×:300万人→303万人(1%増えるという考え方は間違い)

類似率は5%以内にとどめるのが無難

類似率は1~10%の範囲で設定できます。

まず1%で様子を見て、パフォーマンスを探りながら、3%、5%と増やしていくのが無難です。

しかしあまり類似率を高くすると属性がぼやけてしまうのでおすすめしません。

類似率の変更のタイミングはPDCAの一環で考える

類似率の変更は下記のタイミングで検討します。

  • 広告のパフォーマンスが下がってきた
  • フリークエンシーが高くなってきた
Frequency:フリークエンシー
Frequency=$\frac{インプレッション数}{リーチ数}$
1つの広告が同じ人に平均何回表示されたかを表します。
【例】1つの広告について、100人に120回表示されたら、フリークエンシーは1.2です。

フリークエンシーは2.0~3.0程度なら許容範囲ですが、5.0を超えてくるとオーディエンスを見直した方が良いでしょう。同じ人に5回も見られているとなると、さすがに飽きてくる可能性があるからです。

類似率を変更すると機械学習がリセットされます。頻繁に類似率を変更するのはおすすめしません。

類似オーディエンスを作るには先にカスタムオーディエンスを準備する必要あり

類似オーディエンスは、「カスタムオーディエンス」をベースにして作ります。

「保存済みのオーディエンス」からは作れません

「保存済みのオーディエンス」にはターゲットを絞り込む情報しか持っていないからです。
類似オーディエンスの作成には具体的なデータが必要で、そのデータを蓄積しているのは「カスタムオーディエンス」の方です。

保存済みのオーディエンス
広告セットの詳細ターゲティング設定を保存したもの
設定情報だけであり顧客情報は含まれない
カスタムオーディエンス
自社のオリジナルデータやMeta社の所有するデータをもとに、広告配信用にカスタマイズしたオーディエンス

作りたてのカスタムオーディエンスにはデータが十分に貯めこまれていないため、それをもとに作成した類似オーディエンスの精度は悪くなります。
十分な広告効果は得るためには、ある程度の日数が経過したカスタムオーディエンスを使いましょう。

類似オーディエンスの作成

『オーディエンス』を開きます。

【『オーディエンス』の開き方 】

左の三本線(ハンバーガーメニュー)から「オーディエンス

(※)従来の画面でも必ずどこかにある

開いたら必ず広告アカウントを確認

(※)この習慣がミスを防ぐ

オーディエンスを作成」→「類似オーディエンス

類似オーディエンスのソースを選択してください

バリューベースのソース」あるいは「の他のソース」からデータソースを選択

ここでは「その他のソース」をクリックし、事前に作成したカスタムオーディエンスを選択します。

ここで新しくデータソースを作る場合は新しいソースを作成」→作成方法を選択

慣れないうちはデータソースをここで作ったりせず、事前に準備したカスタムオーディエンスを使いましょう。そうしないと混乱してしまいます。

参照」→「」→「アジア」→「日本

ここで地域を設定しておかないと、外国人も含めた類似オーディエンスが作成されてしまいます。

類似オーディエンスの段階では国単位でしか絞り込みできません。
都道府県や市区町村単位まで絞り込みたい場合は、まず国単位の類似オーディエンスを作成し、それをもとに保存済みのオーディエンスを作る際に地域を絞ってください

類似率を変えて何パターンかつくりたい場合は数を増やす

「○」をスライドさせて類似率を設定

類似率の設定について

類似率の設定についての補足です。

「0%~1%」に設定するとオリジナルデータソースを含む1%膨らんだ類似オーディエンスとなります。

「0%~3%」に設定するとオリジナルデータソースを含む3%膨らんだ類似オーディエンスとなります。

「1%~3%」に設定するとオリジナルデータソースを含まない類似オーディエンスとなります。

ドーナツのようなイメージです。

1%増やすと約50万人オーディエンスが増えます。

「オーディエンスを作成」

オーディエンス名は、もととなるデータソースの名前と類似率が組み合わさって自動で決まります。ただ、後から変更可能です。

類似オーディエンスが使い物になるには時間が必要

類似オーディエンスは設定を終えてから有効なデータができあがるまで6~24時間かかります。

そのため作ってすぐに広告を出しても、良いパフォーマンスが得られないかもしれません。

また他のオーディエンスを元に類似率を設定している場合は、3~7日ごとにデータが更新されます。

続いて保存済みオーディエンスの作り方を解説します。詳しくは下記。