9634おすすめ設定7選

Meta広告でおすすめの設定を7つご紹介します。

  1. 既存のフォロワーを除外して配信
  2. 類似オーディエンスで見込み客をグループ化
  3. 地図を円で囲ったエリアに配信
  4. 広告を自動翻訳してインバウンドに配信
  5. 動画を75%以上見た人へ向けファン化を促進
  6. セール期間を狙ってスポット的に予算を増額
  7. インスタ広告内でLPを作る(外部サイト不要)

前提としてこれらの設定には広告マネージャー(※)を使用します。

(※)広告マネージャーとは、Facebook / Instagramを運営しているMeta社が提供している無料の広告ツールです。アプリの広告機能に比べ、はるかに多くのことができます。

1.既存のフォロワーを除外して配信

フォロワーを増やすために広告を出すのなら、既にフォローしてくれている人を除外した方が広告費の節約が期待できます。

ただ実は、フォロワーを除外することにはもっと深い理由があります。それは広告の機械学習の優秀さによるものです。

フォロワーに広告が配信されると「いいね」をしてくれる可能性が高い

②良い反応が得られると、似た属性の人への配信が増えていく

③機械学習が進むほど、属性が近い「フォロワー」にどんどん配信先が偏っていく可能性がある

したがって、新規読者への配信を増やしたいなら、既存のフォロワーを除外する設定は効果が期待できます。

設定の仕方

フォロワーだけのグループを作り、それを配信先から除外するよう設定します。

専門用語でいうと、Instagramアカウントのフォロワーを「カスタムオーディエンス」として定義し、配信先の除外項目に組み込みます。

2.類似オーディエンスで見込み客をグループ化

無作為に広告を出すより、今までに「購入、申込、フォロー」した人に似たような人に向けて出した方が成果が期待できます。

この似たような人達をグループ化したものを「類似オーディエンス」といいます。

Meta広告を出すなら、類似オーディエンスはぜひ試していただきたい方法です。

設定の仕方

3.地図を円で囲ったエリアに配信

実店舗を持って商売をされている方にとって、配信エリアの設定は重要です。

とはいえ行政区画の市区町村の指定では思うように範囲指定できないケースもあります。

それなら地図を使って範囲指定する方法がおすすめです。

設定の仕方

例えば新宿を中心に半径35kmの円で囲うと下図のようになります。

4.広告を自動翻訳してインバウンドに配信

飲食店や土産物店などを経営されている方なら、インバウンドなどの外国人観光客にも広告を出したいとお考えでしょう。

それなら「自動翻訳」が便利です。

翻訳したい先の言語を設定しておけば、その言語を使っているユーザーに対して自動翻訳されて配信されます。

設定の仕方

言語を管理」のところで設定します。

5.動画を75%以上見た人へ向けてファン化を促進

ファン化を進めたいとお考えなら、自分のことを理解してもらえる「これぞ」という動画をお持ちのはず。

そしてその動画を長く見てくれた人は、きっとファンになってくれる可能性が高いことでしょう。

それならその動画を75%以上見た人をグループ化して配信する方法がおすすめです。

設定の仕方

カスタムオーディエンスで「特定の動画を見た人」というグループを作って配信します。

ここで紹介した動画75%視聴は一例です。

他にも「最後まで見た人」や「3秒以上見た人」などいろんな設定ができます。

6.セール期間を狙ってスポット的に予算を増額

もし需要が高まる時期がハッキリしているなら、そこを狙ってスポット的に予算を増やすことができます。

その設定が「予算スケジュール」です。

【想定されるシーン】
・次の週末は3連休で来店客増が見込めるので広告を増やしたい
新商品を発売するので期間限定でキャンペーンをはりたい
Amazonや楽天でセールがあるので、その期間だけ露出を増やしたい

設定の仕方

予算スケジュールを設定するには「特定期間の予算を増やす」にチェックを入れて、開始と終了の日時、増額金額を設定します。

7.インスタ広告内でLPを作る(外部サイト不要)

LPを作りたいけどWordPressは苦手。そんな人には「インスタントエクスペリエンス」がおすすめです。

インスタ広告内でLPが作れる機能です。テキストだけでなく、画像動画ボタン外部リンクURLも設置できます。

さらにインスタントエクスペリエンスには次の2つのメリットがあります。

(1) 画面の切り替わりが早い

LPが外部サイトだと開くだけで待たされることも多いでしょう。3秒過ぎると大半の人が離脱するともいわれています。

その点インスタントエクスペリエンスは広告内部の機能なので、遅延時間がほとんどありません
切り替わりが早いため読者はストレスなく読み進めてくれます。

(2) クッキーなどの警告メッセージが出ない

近頃は外部サイトを開こうとするとクッキーやセキュリティ関係の個人情報の同意を求める画面が立ち上がります。そこで興味が半減し、警戒して読むのをやめてしまうかもしれません。

その点インスタントエクスペリエンスは広告の一部なので、警告メッセージが出ません。読者は興味を持ち続けたまま安心して続きを読み進めてくれます。

LPまでしっかり読んでもらえれば、その後外部サイトへ誘導しても離脱されにくくなると考えられます。

特にiPhoneユーザーへは年々個人情報保護の規制が厳しくなってきています。インスタントエクスペリエンスは試す価値ありです。

作り方

広告のリンク先の設定で「インスタントエクスペリエンス」→「新規作成」→「カスタムインスタントエクスペリエンス」まで進むと編集画面が開きます。

編集画面は、左側が入力エリア右側がプレビューです。

まとめ

今回紹介したおすすめ設定は、広告マネージャーで使える機能です。

【インスタ広告おすすめ設定7選】

  1. 既存のフォロワーを除外して配信
  2. 類似オーディエンスで見込み客をグループ化
  3. 地図を円で囲ったエリアに配信
  4. 広告を自動翻訳してインバウンドに配信
  5. 動画を75%以上見た人へ向けファン化を促進
  6. セール期間を狙ってスポット的に予算を増額
  7. インスタ広告内でLPを作る(外部サイト不要)

実際に試してみたい設定はありましたか?

一つで見つかれば、ぜひMeta広告に挑戦してください。