Instagramのアカウントをベースにして広告を出すためには、InstagramアカウントをMeta広告と連携させる必要があります。
具体的には次の手順です。
- ビジネスポートフォリオにInstagramアカウントを追加する
- 追加したInstagramアカウントを広告アカウントにリンクさせる
- Instagramアカウントにメンバーを追加する
この手続きをすることで、Instagramのアカウント内にある通常投稿を広告マネージャで使えるようになります。
ビジネスポートフォリオとは、Meta社の様々なツールを使ってビジネスを行うためのアカウントです。
以前は「ビジネスマネージャアカウント」や「Metaビジネスアカウント」と呼ばれていましたが、「ビジネスポートフォリオ」に改称されました。
Instagramアカウントをビジネスマネージャでビジネスポートフォリオに追加するには、Instagramがプロアカウントでなければなりません。
ただ、個人アカウントのまま手続きを進めても、下記の手続きの途中でプロアカウントに変更できる画面が出てきます。その時にプロアカウントに変更してもOKです。
ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスアカウント)にInstagramアカウントを追加する
「ビジネス設定」
(※)ショートカットに表示されるツールは、使う頻度によって入れ替わります。ここに無い場合は、その下に表示されたリストから探してください。
ビジネスポートフォリオ(旧ビジネスアカウント)を確認してから「アカウント」→「Instagramアカウント」→「追加」
「Instagramアカウントをリンク」
Instagramアカウントのログイン情報を入力し「ログイン」
WhatsAppを使っていない方は「代わりにSMSでコードを送信」
(※)バックアップコードを使っている場合は「バックアップコード」をクリック
SMSで送信された「セキュリティコード」を入力し、このデバイスを信頼するにチェックを入れ「実行」
「情報を保存」
まれにInstagramのログイン画面に戻ってしまう場合があります。何度やっても手続きがループしてしまいます。
その場合は、Instagramアカウントを個人アカウントに戻してから試してください。
ただし、個人アカウントの戻した際、プロアカウントで蓄積したインサイトのデータが消えてしまう場合があります。
もしこの画面が出た場合は、広告アカウントにチェックを入れて「完了」
「完了」
ビジネス設定で「アカウント」→「Instagramアカウント」の後、ブラウザを更新し、Instagramアカウントが表示されていることを確認
追加したInstagramアカウントを広告アカウントにリンクさせる
ビジネス設定の「アカウント」→「Instagramアカウント」→リンクしたいInstagramアカウントを選択→「リンク済みのアセット」→「アセットを割り当てる」
リンクしたい広告アカウントにチェック→「追加」
「完了」
リンク済みアセットに広告アカウントが表示されていれば設定完了です。
Instagramアカウントにメンバーを追加する
ビジネス設定の「アカウント」→「Instagramアカウント」→メンバーを追加したいInstagramアカウントを選択→「ユーザー」→「メンバーを割り当てる」
自分の名前にチェックを入れ、全権限を「オン」にし「アクセス許可を設定」
「完了」
ユーザーのところに自分の名前が表示されていれば設定完了です。
これで広告マネージャーでInstagramアカウント内にある投稿を使えるようになります。
広告マネージャーの画面で設定の未完了を指摘されたら
広告マネージャーの画面で「広告を掲載するための設定を完了しましょう」と表示される場合があります。
例えば、下記はFacebookページが特定できなかった場合のケースです。
「アカウント概要に移動」
「確認」
以上で設定完了です。
他にも未完了の設定がある場合、その指示のアナウンスが表示されるので、その指示にしたがって進めば OK です。
また、もし広告アカウントの「支払い設定」と「アセット追加」がまだの場合は、下記を参照に設定してください。
「支払い設定」と「アセット追加」が完了している人は、続いて広告マネージャーの基本的なツールの画面を確認ください。。詳しくは下記。